シンガポール在住のK様より
マレーシア東海岸の離島 レダン 編 [ 2006年8月 ]

TRIPSさんに家族旅行をお願いすること4回目(前にロンボク、バリ・ボロブドール、ホーチミン)は、のんびりとパラダイス時間の流れにひたった3日間でした。今までいつも欲張って観光や探検がしたくなるのですが、今回は強制的に隔離されてしまいました。1日は長く感じられ夜は早く寝るしかありません。あるのはひたすらきれいな南シナ海とビーチのみです。モルジブへはまだ行ったことがありませんが、いままでで最も活きのいい珊瑚と魚(とウミガメ?)をみることができました。

カナダ製プロペラ機48席の往年の名機ですが機体(期待)以上に快適でした。しかもセレタ空港の駐車場は無料です(おそらく。空いているところに停めたけど良かったのかどうか)。自由席なので早めに並んで希望の席を確保するようにしましょう。機内では2名のアテンダントがボトルの水を配ってくれます。バタムへのフェリーではコップ型の水ですからちょっとだけ優れています。ホテルでの飲み食いは何をとっても高いので、この水は不要でももらってホテルの部屋の冷蔵庫で冷やすのがお奨めです。

ホテル
料金設定により木造バンガロー式と鉄筋コンド式に分かれており、雰囲気を取るなら海側の前者で、新しい設備を取るなら山側の後者と好みが分かれるところです。当家は値段優先だからか後者でしたが、むしろ良かったです。蚊、ヤモリ、ゴキブリのいずれにも悩まされずにすみました。
そのコンド式ですがサプライズがあります。何とシャワー・トイレの部屋とベットの部屋に仕切りが無く、あるのは大きな窓につるされたブラインド
だけなのです。これが完全に遮断できず見る角度により中が見えてしまいます。ベットの横をブラインド越しに浴槽が並んでいるような感じで、ブラインドを上げるとそのまま入れてしまいます。新婚さんにはお奨めでしょうか。でも新婚さんでもトイレまでは見られたくないでしょうね。
白人がホテルのレセプションでかみついていたのを後で目撃しましたが
この構造を非難していたのかもしれません。当家はビーチで使うビニールシートをハンガーで吊り下げてプライバシーを守りました。一畳分の大きさが必要です。

食事
ホテルのビュッフェは日替わりで満足できるものでした。完全な離れ小島にしては白人客も多いところなので奮戦しています。材料も本土から仕入れていることは用意に想像つきます。人口も知れた小島ですから。
別料金で日本の鉄板焼きコーナーがありますが、そことタイレストランの
海を臨むテラス席は要予約ないし早めに行くべきエリアです。

ホテルのビーチ
小学校3年の次男でも100メートル沖まで行けるほど遠浅で、砂もこれ以上は考えられない美しいビーチです。日本の海にありがちな潮の臭いが
全くしません。入り江がプライベートビーチになっており左に進むとちょっとした岩場がありますが、その岩場の海面下も浅い上に砂になっておりそこに魚がいるという安心して楽しめる構造でした。
ビーチにはおよそ100くらいのビーチソファーが傘の下にありますが
これが朝から場所取り合戦です。8時までには私物を置いて確保するようにしましょう。白人は多くのペーパーバック本を積み重ねています。

マリーンパーク
国立公園として保護されている場所に行くのに、バスで5分程度とボートで
5分程度を乗り継いで着きますがそこはひたすら珊瑚に住まうサカナ、サカナ、サカナです。いくつかのホテルから集まる人の数も多いのですが、皆サカナに囲まれています。サカナも慣れたもので人の与えるパンに群がります。この体験は感動を超えてちょっとした恐怖です。事実、次男はエサを水中で与えていると指を噛まれてちょっと血が出ていました。人には噛み付きませんがサカナに囲まれるのもどんなものか。。。私はほどほどにして桟橋から鑑賞していました。エサを取り合っているのを上から見ていると写真のようにピラニアのようにも見えます。全く安全な50CM程度のミニザメもいました。でも一番威圧的なのは50CM近いブダイです。鋭い歯を持っていてそれでゆっくりとエサを奪いに来ます。決して人には近づいてきませんがこちらから逃げたくなります。

島めぐり
ホテルで別途手配のツアーを申し込み4箇所停泊のシュノーケリングに行きました。マリンパークとは違った無人の貸しきった沿岸で、船からのシュノーケリングはさらに自然が身近なものでした。船の移動で1時間、停泊で合計1時間くらいのものですが船に弱めの人は乗り物酔いの薬を飲むのがいいでしょう。4箇所のうちの一つはタートルベイと呼ばれ、ウミガメの産卵場所です。ビーチは立ち入り禁止として上陸させてもらえないのですが運次第でウミガメが見れると期待できるところです。残念ながら今回は遭遇できませんでした。ウミガメはおとなしいらしくツアー前の禁止事項は触ってもいいが(浦島太郎の如く)乗ってはいけないということでした。
旅行前に知り合いの家族から一人の子供だけが見つけられたとの話を聞いていたのですが、当家でも結局長男が見つけただけです。それもホテルに戻るボートの中から浮いているのを。。。大きな海草の塊と思ったらプカッと首を上げたとか。

8月からはヘイズの時期
夜空を楽しみにしていたのですが晴れにもかかわらず、ほとんど星は見ることができませんでした。日中は雲が少なくてもどんよりとして太陽には輪のように虹がかかるので日焼けの心配は抑えられむしろ体には優しくてよかったものです。
帰りの飛行機から見下ろしたマレーシアの田舎も黄色くかすんでいました。夜空を絶対に楽しみたいのであれば時期を考えないといけないかもしれません。マレーシア近辺ならではの悩みです。

テレビはあってもローカルチャンネルのみですから、夜はいきおい食事の後でファンクションルームが日課となり昔ながらの手動サッカーゲームで対戦に興じていました。これがなかなか楽しめます。
年齢制限があるので次男はビリヤードができなかったので当家はもっぱら
家族内対戦のサッカーゲームでした。5台ほどあるサッカーゲームはほかでも日本人親子が盛り上がるのどかな世界でした。まるで日本の温泉宿のよう。かといって日本客のも多いのも私の好みでは無いので補足しますと、ホテルの客はおおざっぱな感触でヨーロッパ、日本、韓国、中国の順で多かったように思います。午前の便でシンガポールに戻り空港からCTEを車で走っていると人工的な都会の時間の流れにいきなり眩暈をおぼえるだけのリフレッシュがそこにはありました。

 

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