シンガポール在住のU様より
コタキナバル 編

シンガポールに赴任して5ヶ月、初めての夏休みを迎えました。
テーマは自然との対話。日本にいたらなかなか体験することのできない夏休みを5歳の娘と3歳の息子と過ごそうと選んだのはマレーシア・コタキナバルでした。なかなか時間のとれない私にとって、コタキナバルはシンガポールから飛行機で2時間ちょっとの大自然。

事前学習を家族でワイワイ、とりあえず決めたのは「オランウータンに会う」ことと「山の中でムシを探す」こと、「サンセットクルーズ」で夕日をみながら心の洗濯をする事でした。子供たちがまだ小さいこともあり、有名なキナバル山の山のぼりは、あきらめました。

さて、当日。
空港まで家から30分で到着するのもシンガポールの魅力。相変わらず業務のある私は午前中通常どおり出勤、昼過ぎの飛行機に乗り込みました。夕方コタキナバルの飛行場へ到着すると、我々だけをホテルの送迎ワゴンが待っていてくれました。小一時間車に乗り、夕方のキナバル市内を抜けるとそこは自然と融合した広々としたリゾートでした。シャングリラ・ラサリア・リゾートは到着した我々をウェルカムドリンクで出迎えてくれ、ドリンクを飲みながらゆったりとチェックインを済ませ、部屋まで案内してくれました。部屋に到着すると、とりあえず腹ごしらえの相談。リゾート内には何箇所かのレストランがありますが、初日はインド料理に決定。コースを頼みましたが3種類のカレーとタンドリーチキンがとてもおいしく、本格インド料理に家族全員大満足でした。途中、ウェイトレスのお姉さんがインドのビンディを子供たちの額に貼ってくれて、二人の子供たちは大満足。しかし、ひさしぶりの旅に疲れたのか、二人共初日はレストランでうとうとし始めスイッチが切れてしまい、すやすやモード。明日からの遊びのために充電開始といったところでしょうか。

2日目の朝。
予約しておいたオラウータンとのご対面。簡単な説明を聞き、リゾート内の山へ軽く10分ほど登って自然の餌付け場へ。係りのお兄さんが餌付け台に餌をおくと、どこからともなく上空の木からオランウータンがやってきた!最初はオランウータンもちょっと離れた餌付け台の周りをうろうろ、そうこうしているうちに3匹のオランウータンが餌を掴み食べ始めました。すると一匹のオランウータンが我々の頭上で木渡りのパフォーマンス。 (写真-1)最大至近距離1mの大迫力の演出?に我々一家を含めた観客は大喜び。オランウータンとの出会いは大満足に終わりました。

その日の午後はすっかりリゾート気分でプールサイドで昼食。そのまま、夕方までゆっくりプール三昧。のんびり過ごしました。夕食に向かう途中にバティック体験コーナーを発見。お絵かきの大好きな娘はすっかり取り付かれてしまった様子。体験用の布には色々なモチーフが描かれており、色を染めれば完成の状態です。そこで選んだのはやはりオランウータン。
講師のおねえさんにやさしく教えてもらいながら布地を染めていくときれいなバティックができあがりました。自分で染めたバティックは忘れられない宝物になるでしょう。(写真-2

3日目。
さて、次の日はお待ち兼ねの虫探し。朝早くから裏山へGO。いろいろ探したけど残念ながら虫はみつからず。気を取り直して海岸へ。海岸の砂は信じられないほど白くて細かくさらさら。ゆっくり散歩していると、所々砂浜に小さな穴があるのを発見。子供たちがじっと見ていると、小さな白い蟹がぴょこっと顔を覗かせます。(写真-3,4)普段はちょっと怖がりの娘もすばしこく動き回るかわいい蟹を捕まえて掌に載せてかわいがってあげました。

午後はママだけエステタイム。子供たちとパパはプールで大はしゃぎ。ママが満足そうにプールに帰ってきたのできっと至福の時間を過ごしたに違いないとひとり思うパパでした。

さて、今日はこれまた事前に予約を入れておいたサンセットクルーズ。少し早めにプールを後にして部屋でお出かけ準備をしていると、天候不良に寄る欠航のお知らせが・・・。見た限り天候は悪くないのになぜだろう。未だにこれだけはなぞである。しかし、気を取り直して船からは見えないけど砂浜からでも夕日は見えるぞと、家族そろっていざ砂浜へ。

結論から先にいってしまうとこれが最高でした。真っ赤に燃える夕日が静かに水平線に沈んでゆく姿をいつまでもじっと眺めていました。(写真-5)家族揃ってなにもしないで眺めていました。いやなことや、めんどうくさいこと本当に全てを忘れて夕日を眺めました。コタキナバルの夕日を我々大人も子供たちも一生忘れないと思います。サンセットクルーズよりも良かったねとみんなが思っていました。(本当はサンセットクルーズもいいと思いますが・・・)

最終日の夕食はアジア屋台村でビュッフェディナー。北京ダックからトムヤンクンまで食べ放題でした。子供たちはデザートのアイスまで食べて大満足でした。あっという間の3泊4日。今回は断念したキナバル山に次回は家族揃って登ってラフレシアを探すぞと誓いを立てて、お仕事の待つ?!シンガポールにゆっくり向かいシンガポール初めての夏休みは終了しました。

以上

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@ オランウータンとの出会い
   
A 5歳の娘が自分で染めたバティック
   
B 白くて細かくさらさらの海岸の砂
   
C 小さな白い蟹
   
D 静かに水平線に沈んでゆく夕日