シンガポール在住 T様ファミリーより
インドネシア マナド 編

かねてより、雑誌で取り上げられているダイバーたちの憧れの地のひとつであるMANADOへむかった。

週4本の直行便で、シンガポールから3時間半でMANADOへ到着。
機内は各国のダイバーたちで満席。MANADO近隣の海に魅せられた人たちは、何度か一緒になるらしく、同じグループ旅行でもないのに顔なじみのワキアイアイムードだ。
話を聞いてみると、ここでしか見られないマクロの魚等も多いらしく、美しい写真を見せてくれた。目的地にむかう途中、すでに期待は大いに膨らむ。
 
ホテルのロビーに付くと、正面に広がる大海原。その海に向かってまっすぐにのびる桟橋が美しく、折しも雨上がりの虹が大きくかかり、ウエルカムドリンクを飲みながら楽園休日のはじまりにゆったりとはいっていく。

ホテルの部屋は、3階建ての客室タイプとコテージタイプの2種類あり、今回はコテージタイプに宿泊した。部屋の居心地もよく、部屋の前に広がる海を見ながらの長椅子が、格別の心地よさで、本を読み傍らにおく飲み物がモーニングコーヒーに、アフタヌーンティーに、そしてワインへとかわりながら、過ごした。
もう一つお気に入りの場所となったのは、ホテル内の「BIG TREE」というイタリアンレストラン。名前の通り、高台の大きな木の下にレストランを構え、イタリア人のダイバーたちが連日通いつめるほど味もいい。

ダイビングセンターに行ってみると、大きなボードがあり、そのダイビングスポットの多さに驚く。すでにダイバーたちがフリーでふるまわれるお茶お菓子軽食を手に今日みたイルカの群れや魚たちの話に盛り上がっている。海の満潮、干潮の高低差が大きく、マングローブのような低木が群生しているため、砂浜が無いのが残念だが、ダイバーたちと一緒に海へ向かいシュノーケルで運がよければナポレオンフィッシュだってみれるのだから。ダイビングの途中、立ち寄った島はまるで桃源郷。多くのヨーロピアンの人たちがここに魅せられ、島を買い移住してくる人がいるのもうなずける美しさだ。
バリではなくモルジブでなく「MANADO」。
その選択は全て、行ってみるとよく理解できる。
そして、何度も出かけて行きたくなり、ついに住みたくなる。一目ぼれで定住も多いらしい。観光スポットもさほどないが、海は美しさも豊かなたくましさも感じさせる深い緑色で、少し土のにおいがのこるようなところだ。トラッキングなどあまり経験のない私が、ジャングルの中を歩いたのも、まるで近所のお使いにでも行くような気軽さで、何の目印も無いようなところをどんどんすすんでゆくたくましいガイドに魅せられたのだろう。
そこに住む動物たちと同じ感覚で虫の声などで彼らはその時刻を知り、動物の動きも知る。
世界最小の猿も大木の洞に住み、夜行性だ。彼らの案内なしでは、絶対に出会えない。ジャングルで出会ったヨーロッパの女性2人もこの猿に会いたいためにこの旅行にきたらしい。

最後の晩にはバーベキューを部屋の前でいただいた。シェフとウェイターが綺麗にセッテイングされたテーブルで、とれたての伊勢海老や魚、お肉を贅沢に料理してくれた。
私たちがゆっくりとごちそうを頂いている間に、どうやら小さな娘は、ウェイターの青年と、また来る約束をしたらしい。彼女が彼の名前を覚えている限り、近々また、でかけることになりそうだ。心に残る思い出の海が、こんなに綺麗であったらいいと、何より望んでいるから、それもいい。
MANADOへでかけませんか。

 

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海の生き物
   
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世界最小の猿 「タルシウス」
   
プライベートバーベキュー
なんとも贅沢!