シンガポール在住のM様より
ボロブドゥールの旅行記 編

1日目はジャカルタ経由でジョグジャカルタに到着しました。
ジャカルタの空港は始めて利用しました。国際線から国内線への 乗り換えが案内表示もよくないため、戸惑っていると、ガルーダのバッジをつけたガルーダの職員と名乗る人が親切に案内してくれました。が、その人はしっかりチップを要求してきましたので、分からないフリをして振り切りました。ガルーダのバッチは偽造だったようです。旅のしおりにジャカルタでの乗り換え案内があったら、スムーズに移動できただろうな、と思いました。

国内線では、国内線ターミナル使用料が別途かかりました。(行き30000ルピア、帰り25000ルピア)帰りの25000ルピアはキープしていなかったので、結局その分は両替することになりました。
ガルーダの安全性はちょっと不安に思っていましたが、例の事故以降は セキュリティーにも力をいれて信頼回復を図っているようです。乗り心地も悪くなく、食事も国際線は食事、国内線は軽食が出てお腹は満たされました。

ジョグジャカルタへの便は出発が1時間遅れて、午後3時過ぎに到着しました。昼食は、空港近くのレストランで取りました。その後、ブランバラン遺跡に行くはずでしたが、十分に観光する時間がないので、3日目に変更になりました。マノハラホテルに行く前に銀工場を見学することになりました。
工場見学自体は5分くらいで終了しましたが、併設するショップでの買い物はとてもよかったです。
もともとシルバーアクセサリーは好きなので、精巧に細工された銀製品に目移りして、30分くらいいろいろ見て歩きました。 そこでは、ピアスと貴社のホームページにもあった、美智子様ブローチの小さい タイプを購入しました。このブローチは上品で清楚なかんじで、名前も美智子様の名前がついていて、商品とそのネーミングが日本人の好みに合っていました。(だから、私もついつい母のお土産として購入してしまいました)

マノハラホテルの設備はユースホステルのような感じでした。ダブルベット、TV、トイレ、シャワー等、必要なものはそろっていますが(ドライヤーはなし)、やはり設備は 古さをかんじました。夕食前に遺跡の成り立ちや壁面の彫刻の解説をした日本語のビデオを 見ました。翌日の観光で遺跡を理解するのにとても役立ちました。 この遺跡が何の目的で建てられたのか、壁画も何を意味するのかは解明されていないことが多く、シンガポールでおなじみのラッフルズ候に発見されるまで何世紀も存在を忘れられ、ジャングルの中で火山灰に埋まっていていた、と知って、ちょっとしたミステリーツアーへ誘い込まれるように思えてわくわくしました。ホテルは郊外の山の近くにあるので、夜は冷え込みました。夜ごはんを食べて部屋に戻る途中、 空を見上げたら無数の星が煌いていて、こんなにきれいな星空を目にしたことがなかったので、感動して、しばらく 立ち尽くして星を眺めていました。

2日目は、午後4時45分にロビー集合でした。長袖が必要なくらい冷えていました。
5時過ぎには、ボロブドゥールの頂上に 到着して、日の出を待ちました。
早朝はとても静かで観光客がひそひそ話す声がするだけだったのに、 時間が経つにつれ、あちこちからニワトリが鳴き始め、日の出が近づいているのが感じられました。昨日無数に見えた星もだんだんと明るさを弱めていき、石像の輪郭も少しづつ浮かび上がってきました。 空が深い青みがかった紫から薄いピンクへと変わって行く様子は、1瞬1瞬がまるで絵のように美しくて、 夢中になってカメラのシャッターを切りました。日の出を見られるのは年に数回と聞いていましたが、 あいにく、日の出のころ6時すぎには雲がかかってしまい、いわゆるご来光は鑑賞できませんでした。でも、私にはこんな素晴らしい風景が見られただけで、大満足でした。朝食後、日が昇ってからもう一度遺跡を登りました。ちょうど、8月17日はインドネシアの祝日ということで、多くのローカルの観光客が訪れていました。日中の賑やかな雰囲気も味わえてよかったです。(マノハラホテルの宿泊客だけ、こうして何度でも自由に遺跡に出入りできるそうです)

ホテルをチェックアウトして、メルキュールホテルに向かう途中で、ムンドゥット寺院(昔の火葬場)とパウォン寺院(マノハラホテルでの解説ビデオにこの遺跡の壁画にまつわる解説がありました)と水の宮殿、 バテック工場を見学しました。(祝日のため王宮見学はできませんでした) バテック工場のショッピングはあまりいい品揃えではありませんでした。

メルキュールホテルは昔のオランダの洋館を改造したホテルで、建物自体が市の指定文化財になっているそうです。歴史ある素敵な洋館で、部屋には重厚な家具が備わっていて、ゆったり過ごして、そしてとても贅沢な気分楽しみました。(ノボテルではなくて、メルキュールにしてよかったです)

夜は、アンドン(馬車)に乗って市内1周しました。友達の勧めてもらった、影絵芝居を上映している 劇場に行きたかったので、そこで降ろしてもらいました。ジョグジャ中心部は、バテックショップ、 洋服屋、路上の屋台や多くのローカルの人でにぎわっていました。治安は悪くはないですが、 シンガポールの市内を歩く時よりも気をつけて歩きました。影絵芝居はインドネシア語での 上映だったので、内容はよくわかりませんでしたが、ガムランが聴きたいと思っていた私には 生演奏が聴けて興味深かったです。

3日目は、王宮見学、午後はブランバラン遺跡に行きました。王宮でも影絵芝居、ガムラン演奏は聴けました。影絵芝居と日替わりでダンスも見学できるそうです。ブランバランは、地震の影響で外からだけの見学に限られていました。それでも、高さ数十メートルの遺跡には圧巻でした。
ただ、遺跡のまわりにがれきの山が積まれていましたが、地震の影響と、資金難により修復が進んでいないようです。ボロブドゥールは完璧に修復されていたので、それに比べると少し物足りなさを覚えました。 先にブランバランを見学しておいたほうがよかったのかもしれません。ブランバラン内も公園になっていて、小さなインドネシア風建物の博物館と2つほど修復の進んでいない仏教遺跡も見学できました。公園奥には、なぜかヤギや羊が放牧されていて、1時間ほど、のどかに散歩を楽しみました。

気になった点(食事)
ジョグジャカルタにレストラン自体が少ないせいもあるのですが、どこに行っても料理の内容が代わり映えせず、(スープ、野菜炒め、焼きそばの3品はどこに行っても基本でした)バリエーションが少なく、2日目の夜ごはんくらいから飽きて食事を残すことが多くなってしまいました。これなら、食事は全部ついていなくてもいい気がします。バリとジョグジャのツアーだったら、食事の点はバリで解決できると思いますが。。。

と、最後に正直なコメントも添えさせていただきましたが、全体的には、安全に旅行できたこと、世界遺産に自分の足で行って触れた貴重な経験はとても印象に残る旅行でした。ご手配ありがとうございました。

※トリップス・スタッフより
今回ご利用いただいたM様からは、もう1つの気になった点として現地ガイドについてのお話もいただいております。担当ガイドは日本語が上手く最初は楽しく話をしていましたが、打ち解けていくにつれ馴れ馴れしくなり、勤務態度がガイドとしてふさわしくなかったとのご指摘を受けました。
遺跡巡りの観光はガイドのレベルにより満足度も左右されてきます。
今回のご指摘は弊社としても誠に残念であり、反省すべき事であります。
こと遺跡や文化についての説明部分に関してはジョグジャカルタのガイドの質は決して低くはありません。ですが、今回のご指摘をふまえ、今後お客様へ与える印象等も含めた全体のレベルアップを図ることを現地側に指示するとともにガイドの選定には気を配るよう注意していく所存でおります。

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ボロブドゥール遺跡
   
ボロブドゥール遺跡
   
ボロブドゥール遺跡
   
ボロブドゥール遺跡
   
ボロブドゥール遺跡
   
水の宮殿 
   
ブランバナン遺跡近くのレストラン
ここのランチは雰囲気がよかった
   
ブランバラン遺跡
   
ソノブドヨ美術館にあった
昔の民家を再現した建物
   
マノハラホテル