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2006年のジャワ島大地震後ジョグジャカルタへプランバナンとボロブドールの遺跡観光に訪れるツーリストは激減しておりましたが復旧も進み、各観光地も見学は可能になっているので観光需要が再び盛り返してきております。シルクエアがソロへ就航しているので同航空会社を利用するツアーを企画すべく視察に行ってきました。ホテルと観光スポットを順番に廻りましたのでポイントをリポートいたします。
シルクエアでソロへ
ガルーダ航空はジャカルタへ飛び、ジョグジャカルタへは国内線の利用となります。同じジャワ島の古都・ソロへはシルクエアの直行便が飛んでいるのでフライト時間だけみればこちらが便利です。ソロからジョグジャカルタまではそれほど離れてないため、ソロ到着後にジョグジャカルタに移動するツアーでも時間的に余裕を持ったスケジュールを組むことができます。しかしながらシルクエアのサービスは現在(2007年4月)のところ週3便のため日程があう場合の利用に限られてきます。
観光ポイントのロケーション
ボロブドール、プランバナンの観光といえばジョグジャカルタが玄関口のような印象を持ちますが実際はそれぞれの場所が市内からは離れていて車での移動が必要です。前述のソロからジョグジャカルタまで所要約90分、プランバナンはソロからジョグジャカルタへ向かう途中にも見えるジョグジャカルタ郊外、ボロブドールはジョグジャカルタから所要約60分、その他の王宮、タマンサリ、市場などの観光スポットはジョグジャカルタ市内にあります。
ホテルのロケーション
ジョグジャカルタ市内であればノボテル、グランドメキュール、メリアが施設もしっかりしているのでお勧めです。街中にあるので自由行動中もショッピング、お食事など散策が楽しめます。ハイアットは市内から約20分離れた郊外です。ボロブドールの遺跡公園内にはマノハラホテルがあり、ボロブドール観光にはベストのロケーションです。
プランバナンの観光
2006年の大地震後遺跡の建物が一部崩れたため現在修復中です。破損修理のため境内には入ることはできません。見学者は境内の柵の外から聖堂を眺めたり、写真を撮影したりすることになります。建物の足元に寄って触れることができないのですが、巨大なシヴァ聖堂は47mもあるので柵の外からでもその迫力は十分すぎる程伝わってきます。また柵外を移動しながら美しい外壁のレリーフが立ち並ぶ壮麗な境内の空間も堪能することもできます。プランバナン寺院は炎のように空に向かって聳え立つ聖堂を中心にした優美な全景が素晴らしいのですが、これは少し離れた場所から眺めることができるのはもちろん以前と変わっていません。
ボロブドール観光
今回は昼間にボロブドールを訪れて見学をしてきました。以前にも増して観光客は増えているようで特にインドネシアの修学旅行で見学している団体の学生たちが目立ちます。日本でも京都や日光に修学旅行に行くようにこちらでは世界遺産の見学が定番のようです。インドネシアでは人気No.1の観光地ですから観光客が集まってくるのは当然ですが頂上付近の円壇には人があふれていてやや騒々しいぐらいです。前回にボロブドールを訪れた時はマノハラホテルに宿泊して夜明け前に円壇に登り日の出を待ちました。夜明け前の円壇周囲は闇に包まれて暗く怖いぐらいなのですが、それから日の光が差し込めてきて徐々に周辺の景色や円壇のストゥーパを目に捉えることができてきます。円壇の上部は地上の煩悩を振り払った者のみが辿り着ける境地と聞きましたが、静寂につつまれた日の出前後にそこで佇んでいる数分間は他では得がたい経験となります。ガイドさんと自分以外は遺跡に誰もいないのでまさに借り切り状態! 日が昇ってから円壇下方の回廊をガイドさんの説明を聞きながら巡ります。静かでひっそりした涼しい時間帯なので集中してレリーフを見ることができるからか「釈迦の生涯」を堪能することができました。以上の理由によりボロブドール観光を重視するならばマノハラ(または遺跡公園近く)のホテルに泊まっての翌日の日の出時の見学をお勧めいたします。
ロザリ・コーヒー・プランテーション
ボロブドールからさらに約90分のドライブでこのリゾートホテルに行き着きます。1800年代のオランダ植民地時代のコーヒー農園の敷地をそのままリゾートホテルに変えてオープンしたホテルです。まだ日本のマーケットには雑誌なので大々的にとりあげられておらず知名度はありませんが、センスの良い個性的なリゾートホテルとして欧米ではファッション・マガジンなどが記事にしています。コロニアル・スタイルのお屋敷をそのまま改装して客室やクラブ・ハウス、レストランにしているので高級というよりも本物という風格があります。ちょっと他では真似ができないリゾートホテルで、場所が場所だけに簡単に行ける便利なところではないのですが、泊まってみてその価値がわかります!
ホテルに泊まっている感じとはちっと違う、大邸宅に招かれているような錯覚を覚えます。朝コーヒー農園を散歩して、山の霊気を感じながらヨガを体験、ムラピ山を眺められるテラスで自家製のコーヒーを飲んで朝食と、日常とはかけ離れた時間と空間が待っています。
ムラピ・ゴルフ場
ムラピ山は「ジャワ富士」と呼ぶ日本人が多いとガイドさんが言っていましたが、活火山で煙を上げているその姿はどちらかといえば浅間山に似ているように思われました。この山の麓にあるのがムラピ・ゴルフコースです。丘陵地帯に広がるコースからのムラピ山の眺望が素晴らしく、このコースでプレイするためにジャカルタから週末に飛んでくる駐在員の方々も多とのこと。穏やかな山の麓の傾斜に沿った上品なレイアウトのコースでプレイし自然の中で遊べてストレスも吹っ飛びます。
上記のロザリやムラピ・ゴルフ場などプランバナンとボロブドールの両世界遺産以外にも本物志向のツーリストにお応え出来るスポットが多い奥の深さがあるこのエリア、次回の旅行計画に是非どうぞ!
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