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「今度の休みはブルネイに行くんだ」と言ったところ、「?!なんでブルネイに行くの?ブルネイに行ったって何にも無いよ。だってスルタン(国王)がシンガポールに買い物に来ているくらいなんだから」と知り合いのシンガポール人に言われてしまった私。正直、出発前はあまり気乗りしていなかったのですが、ブルネイに着いたとたん、その思いはどこかに飛んでいってしまいました。ブルネイには日本人の想像を超えるものがたくさんありました。全部は書ききれないのですが、今回はその一部をレポートさせていただきたいと思います。
シンガポールから飛行機で約2時間でブルネイ着。トリップス中村様のご配慮で着後すぐに市内観光ができることになりました。ブルネイはイスラム教を国教としているのでモスクが点在しています。また、モスクの中に入れるのも曜日と時間が限られているため、着後すぐの観光となりました。
まずはニューモスクと呼ばれる、ジャメ・アスル・ハッサナル・ボルキア・モスクへ。5000人収容可能、床や柱はイタリアから最高級の大理石を取り寄せて作られています。しかもこのモスク、国王が「国民へのプレゼント」として国王のポケットマネーで建てられたものというから驚きです。
このモスクの豪華さ、荘厳さは一言では言い表せません。「ぜひ訪ねてみてください!」この一言に尽きます。なお、他のモスクも同じですが、外観は撮影可で、内部は撮影禁止となっています。ぜひ、この荘厳な華やかさを現地で体験していただければと思います。
次に、オールドモスク(オマール・アリ・サイフディン・モスク)、ロイヤルレガリア(王室宝物・史料館)、ブルネイ博物館を経て、カンポンアイールへ。
カンポンアイールは「水上集落」のことで、今でも3万人の人がブルネイ川に一大集落を作って住んでいます。収入が少ないのでそこに住んでいる、という訳ではなく、伝統的な生活様式を希望して住んでいるとのことでした。このカンポンアイール、近くで子どもたちが釣りをしたり、川遊びをしたりして今ではあまり見かけなくなった日本の古き良き風景を見ているような気がしてなりませんでした。そして、とある一般家庭におじゃましたのですが、そこでいただいた手作り菓子の美味しかったこと!
2日目の午後にはボルネオ島にしか生息していないというテングザルを見に再びブルネイ川へ。ボートに乗っているだけでもブルネイの自然に心癒されます。私たちはラッキーにもテングザルを数匹見ることができましたが、もし見られなかったとしても、熱帯雨林に囲まれたブルネイ川をボートで下るだけでも日本では得られない大きな体験になると思います。
宿泊先は「エンパイア・ホテル&カントリークラブ」。数年前までは王室の迎賓館だったそうです。自分にとっては今まで旅行した中で一番ゴージャス(!)なホテルでした。特に私が気に入ったのはエントランスの吹き抜け、オーシャンビュー、そしてアメニティ。シャンプー、ボディーソープ類にはすべてレモングラスの香りがつけてありました。部屋も広く、入った瞬間にお姫様気分になれる部屋です。(と言ったら一緒に行った夫が飽きれていましたが、「お姫様」なんぞという年齢でもないでしょうに・・・)ともかくも、一見の価値あり、のホテルです。
また、ホテル内には映画館が併設されているので夜でも楽しめます。
以上、ほんの一部をご紹介しましたが、ブルネイの見所はまだまだたくさんあります。シンガポールに住んでいてもそうですが、日本からだとブルネイの情報はもっと少ないのではないでしょうか。しかし、「少ない」からこそ、実際にブルネイを旅した時の感動や驚きは大きなものがあります。
イスラム教国としての伝統、人々の宗教心、素朴な生活様式、そして雄大な自然が見事に溶け合った国、ブルネイ。私はもう一度訪ねてみたいと思っています。
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