トリップスのスリランカツアーのポイント
アヌラーダプラ、シギリヤ、ダンブッラ、キャンディの4つの世界遺産
ジェフェリー・バワによる建築デザインのヘリタンス カンダラマ ホテル
空港到着から出発まで専用車をチャーターし、日本語ガイドが随行
日本では今スリランカブーム。
旅行者を惹きつける魅力とは?その秘密が解き明かされます!
現地視察を行い企画しました。短期間で世界遺産、スリランカの自然・文化、名物ホテルからセイロンティーやショッピングまでバラエティ豊富に効率よく楽しめるツアーです。これぞスリランカツアーの決定版!
WEBマガジンでの連載スリランカ編スタート>>>
アヌラーダプラ /世界遺産
アヌラーダプラは、2,500年以上前にウィジャヤ王子が支配する最古の都があったところ。
仏教徒が約70%を占めるスリランカの精神的支柱として存在し、国中から巡礼に来る人が絶えない仏教徒の聖地です。そこにある仏陀が悟りを開いたインド・ブッダガヤの樹齢2,000年以上もある分け木、スリー・マハー菩提樹には参拝者が絶えません。
ルワンウェリ・サーヤ大塔の敷地内には塔を囲むように巡礼者が集い、白い衣装をまとった信心深い人々が祈りをあげているすがたを目にします。”ロック・テンプル”とよばれるイスルムニヤ精舎や巨大さに圧倒されるジェータワナ・ラーマヤなど、遺跡地区には見どころ満載です。
シギリヤ /世界遺産
シギリヤは、5世紀の後半、カーシャパ王が切り立った岩山の頂上に宮殿を築き、11年間だけ統治した伝説の地。天空に向かい垂直に立つ巨大な岩山の頂上に城を築いた狂気、そして少し悲しいの王のストーリー。岩山中腹に描かれた美女のフレスコ画の謎など神秘性にあふれたシギリヤ・ロックはスリランカで人気No.1のダイナミックな観光スポット。イギリス統治下で築かれたルートをたどり、螺旋階段を登った先で見ることができるシギリヤ・レディ、ライオンの入り口から岩肌を伝って登るスリリングさ、頂上の王宮跡からの360度の大パノラマは数多い世界遺産の中でも他に類を見ない絶景の一つと言えるでしょう。
ダンブッラ /世界遺産
ダンブッラは、スリランカ最大の石窟寺院です。巨大な岩山の洞窟に壁画が描かれ、圧倒的な数の彫り出されている仏像が並ぶ荘厳さはスリランカでも随一の見どころです。紀元前1世紀にシンハラ王によって造り出され、歴代の王朝にわたり修復を施されながら、その姿を今に伝えています。第1窟から第5窟へと古い順に入り口が並び、最も古い第1窟には約14mの涅槃仏、壁一面に描かれた壁画があります。第2窟はダンブッラ最大の洞窟で、その壁や天井一面に極彩色の壁画が描かれている様子は圧巻です。仏像が並ぶ薄暗い神秘的な空間の中で祈る地元の人々の姿に、スリランカの人々の中で受け継がれる敬虔な信仰心をみることができます。
キャンディ /世界遺産
キャンディは、1474年にシンハラ王朝が都を移し、1815年にイギリスに滅ぼされるまでの300年間、首都としての栄えた歴史を持つ古都です。山々に囲まれた盆地の湖の湖畔に位置するキャンデイは緑が多く、静かで穏やかな雰囲気のエリアで、最もスリランカらしい街と言われています。スリランカ人のハネムーン旅行先としても人気No.1を誇るキャンディは、仏教徒の魂とされる仏歯が安置されている仏歯寺があり、朝夕絶えることなく地元の参拝者が訪れます。また、伝統的な宮廷舞踏に民族的な舞を取り入れたキャンディダンスは、優雅さをもちながら勇猛なパフォーマンスで、スペクタクルなファイアーダンスがクライマックスを盛り上げます。
ジェフェリー・バワが建築デザインを手がけたホテル
ダンブッラの郊外、カンダラマ湖畔 ヘリタンス・カンダラマ・ホテル
スリランカが生んだ天才建築家と称賛されるジェフリー・バワの代表作とされるホテル。ビーチリゾートを多く手掛けてきたジェフリー・バワがデザインした唯一のマウンテン・リゾートとして知られています。ロケーションは、ンブッラ郊外の森の中にあるカンダラマ湖畔、湖を見下ろす斜面に岩山をくりぬいて建てられたホテルが1キロメートルほど長さで、自然と一体化するように緑に覆われ佇んでいます。緑に覆われたホテルの窓から見えるのは、古を想わせる湖、森、山、空、そして夜の満天の星空。ベランダに現れる鳥や動物たち。スリランカの風土や歴史、自然を空気ごと味わう事ができる贅沢なホテルです。時間とともに自然に覆われて一体となる。と、設計され作られたこのホテルは、時を経て、言葉どおりに緑に覆われ、静かにスリランカの優美な時間を訪れる人々に「自然が与える豊かさ」と共に楽しんでいただける空間です。
岩山をくりぬいて建てられたホテルのロビーや廊下には、その岩山の「岩」がむき出しのまま使われており、ジェフリー・バワがコンセプトとした「この場所、自然との一体感」というメッセージをゲストに投げかけられているような気がします。
岩山に沿って伸びる建物の廊下に施された広めの空間や階段の踊り場など、いたるところに景色を眺めるのに都合のよい椅子や、何かを書きとめるのに便利なデスクがあり、周囲の自然を好きなように鑑賞できるような気遣いが感じられます。また、彼の友人のアーティストが手掛けたお気に入りの木彫のオブジェも その空間にアクセントとして印象深い演出です。また、意表をつく場所にプールが3箇所あり、なかでも湖を眺めるインフィニティプールは、まるで湖に続く景色にとけこんだ自然との一体感が素晴らしいプールです。その上階には、湖の素晴らしい景観を眺めながら食事をとれるダイニング・レストランがあり、すばらしい景色と料理がお楽しみいただけます。
スタッフ 視察コメント
空中を渡る階段とフクロウの彫刻がガイドブックなどで取り上げられていますが、まるで美術館のようなクールさと自然に触れる暖かさを同時に感じさせてくれるホテルです。施設のハード面を見ると、建物の素材は鉄筋コンクリートで、客室も最近のハイクラスのホテルと比べて特に優れている水準のホテルではありません。しかしながら、これだけ自然との一体感というコンセプトに徹底的な拘りをもって建造された個性的なホテルは他に類を見ません。小動物や爬虫類も出現するホテル内ですから、自然の中に身を置きたい方、それからもちろん建築に興味がある方に特にお勧めしたいホテルです。
階段にある有名なフクロウの像はラキ・セナナヤキの作品
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