テングザルを探せ!ボルネオ島の熱帯雨林をプチトレッキング
“森の人”オランウータンを代表とするサラワクの希少動物のリハビリセンター「セメンゴ動物センター」やボルネオ島にしか生息しない「テングザル」や銀色の毛の「シルバーリーフモンキー」や謎の動物「ヒヨケザル」などを探してトレッキングへパコ国立公園へ。
食虫植物の「ウツボカズラ」などもご覧いただけます。
国立公園「セメンゴ野生動物リハビリセンター」
クチンからは半日あればツアーで行って帰ってくることができる距離。州都周辺にいくつもの緑豊かな国立公園があるのにまず驚かされてしまいます。セメンゴではオランウータンを観察するのが目的ですが、ここで注目すべきは野生の森に生息するためお約束で見ることが確約されているわけではないということです。こういうツアーとなるとなぜが参加者は西洋人がほとんどで当日は現地で見かけた中にアジア系の人はいませんでした。
森や山の中に足を踏み入れて、オランウータンが現れるまで待つ時間、ラフレシアの自生場所にたどり着くまでの時間は妙に心が躍ります。もしかしたら今日は日が悪くオランウータンが現れないのではないかとの焦燥感やラフレシアが開花しているのではとの期待感で気持ちが高まる、これがポイントです!出会えたときの感激が違ってきます。
猫の街 クチン
クチンは、サラワク川沿いに開けた街で、人口約60万人を擁する、東マレーシア最大の都市です。このクチンという名前の由来は、諸説ありますが、マレー語のネコを意味するkucingに由来するということで、クチンが「ネコの町」を自認し、1988年8月1日からその旨を公式に宣言して以降、内外に「ネコの町」として広く知られるようになりました。市内にはネコをモチーフにした像など、ネコにまつわるオブジェが点在し、郊外にはネコ博物館・「キャットミュージアム」があり、人気の観光スポットの一つになっています。
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